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工房代表作品
 西塩子の回り舞台の大幕

上の写真は今から180年前
文政3年に作られ 最近まで
使われていた大幕の写真です
 高さ3.m幅11.7m  
回り舞台の正面の大幕です
 岩に波が砕ける日の出の海に
 群れ飛ぶ鳥 浜には松と
満開の桜の大木
 船の帆には「西若」 
(西塩子若衆の意)と大書し
船には芝居の荷物や
楽器が描かれています 
筒描きをして引き染めを施し青は藍・その他
の赤や茶・黄土などの色は日本画に用いる
顔料等が使われていると思われます
職人たちは「下小瀬邑紺屋長兵衛 細工人
上寺田村倉太郎」と 自信を持って明記しています
 西塩子の回り舞台 更にこんな写真もあります
大幕新調までの経緯
西塩子の回り舞台は茨城県の有形文化財に指定され 
江戸時代末期の農村歌舞伎から現在まで使われています
平成13年



平成14年

平成15年夏

平成16年


平成18年10月28日(土)
茨城県那珂郡大宮町(当時)民俗資料館で木綿の手織りのグループの メンバーがボランティアで大幕の修理の作業中 たまたま新調の話が出る
話がすすんで文化再興プロジェクト事業に
とりあげられる
町内の22団体・個人が協力して
木綿を栽培し100Kgを収穫
手紡ぎした糸を縦糸に通し 白木綿が織り始められる
大幕の染め職人を探し始める
第3回定期公演で披露
染め職人決定の謎
大幕の染め職人 浅井一甲は
 木綿の栽培→綿繰り→弓打ち→糸紡ぎ→草木染め→手織を
 すべてこなすプロ作家であります
珍しい弓打ち 魔法の糸が紡がれる風景
もちろん糸車も工房の手つくり
実は回り舞台の大幕は 手紡ぎ・手織りの木綿生地に草木染めで表現します
型染め・筒描き等どんな技法でも木綿に草木染めで表現出来る 
木綿の神様」と称される 浅井一甲 には願ってもない話でありました  
おまけに平成18年は5回り目の歳男で還暦を迎えました
有り難うございました